2019
08.28
Wed

202X URBAN VISIONARY vol.2


いままさに、 世紀の東京大改造が進んでいます。
都市の風景は日々姿を変えていき、 わたしたちの生活基盤の変化をもたらしていくはずです。
では、 それらの全体像はどのようになっているのでしょうか?
そして、 どのようなものであるべきなのでしょうか?
個々の開発事業を横断した共有と共創の場が必要なのではないでしょうか?
「202X URBAN VISIONARY」は、 そのような実感や課題意識から始まったトークシリーズ。
クリエイターの創造力をフックに未来の都市ビジョンを構想します。

ライゾマティクス齋藤氏より、都市開発における先導的なマスタープラン不足の現状についての課題の投げ込みがなされた前回の議論を経て、今回は「都市開発におけるコンセプトを俯瞰する」をテーマに開催します。

齋藤精一氏(株式会社ライゾマティクス 代表取締役社長)、豊田啓介氏(noiz 共同主宰/gluon 共同主宰)、山本恵久氏(日経 xTECH・日経アーキテクチュア編集委員)、田中陽明氏(春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役/co-lab企画運営代表)のほか、東京急行電鉄、森ビル、三菱地所、三井不動産などの開発事業者が集まり、従来の都市開発の在り方にとらわれない近未来のビジョン、実現するためのクリエイティブプロセスについて語り合います。

vol.02となる今回は、キックオフの舞台となった渋谷キャストから、虎ノ門ヒルズへと会場を移しての開催となります。さまざまなステークホルダーが同じ壇上で議論を交わし、未来のビジョンを共創していく稀有な機会。ぜひ、これまでのアーカイブ等もご覧いただいたうえで、当日会場にお越しください。

【 開催概要 】

催事名  | 『202X URBAN VISIONARY vol.2』
日時      | 2019年8月28日(水) 開場18:30/開始19:00/懇親会21:00/終了22:00
場所      | 虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB (東京都港区虎ノ門1丁目23 4F)
参加費  | 2,000円(懇親会費含む・税込)
申込方法 |  https://202x-urban-visionary-02.peatix.com  ※先着順

※事前決済のみ、当日券および当日現金支払いでの入場はできません
※申し込みにはpeatixアカウント(無料)の作成が必要です

【 質問募集 】

当日、 登壇者に回答・議論してもらいたい質問を申込み時(peatixイベントページ)に募集しています。事前に登壇者が選んだ質問を、 当日の議論に活用させていただきますので、ご投稿希望の方は、お申し込み時のフォームより送信お願いいたします。

【 登壇予定者 】

齋藤 精一(さいとう せいいち)
Creative Director / Technical Director
株式会社ライゾマティクス 代表取締役
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年より国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2017審査員。

豊田 啓介(とよだ けいすけ)
noiz 共同主宰/gluon 共同主宰
建築家。東京大学工学部建築学科卒業。1996-2000年安藤忠雄建築研究所。
2002年コロンビア大学建築学部修士課程修了(AAD)。2002-2006年SHoP Architects(New York)。2007年より東京と台北をベースに蔡佳萱と共同でnoizを主宰(2016年より酒井康介もパートナー)。建築を軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、コンサルティングを国内外で行う。2017年より建築・都市文脈でのテクノロジーベースのコンサルティングプラットフォームgluonを金田充弘、黒田哲二と共同主宰。

山本 恵久(やまもと よしひさ)
日経 xTECH/日経アーキテクチュア編集委員
1961年 東京都生まれ。86年横浜国立大学大学院(建築学)修了。同年日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社、日経アーキテクチュア編集勤務。日経CG、日経エコロジーなどの副編集長を経て、2006年日経アーキテクチュア編集長、2008年建設局プロデューサー、2015年日経アーキテクチュア編集委員(兼務)を経て現職。編集担当書籍に「まちづくり:デッドライン」「ぼくらのリノベーションまちづくり」「東京大改造マップ」など。

田中 陽明(たなか はるあき)
春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役/co-lab企画運営代表
1970年 福井県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、大林組設計部に入社。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科メディアアート専攻修了。2003年にクリエイター専用のシェアード・コラボレーション・スタジオco-lab(コーラボ)をスタート。2005年春蒔プロジェクト株式会社設立。co-labの企画運営のほか、クリエイティブ・コミュニティを活用した大規模再開発のブランディング・ディレクション業務を行う。クリエイターのための複合施設・渋谷キャストでは、定期借地コンペ応募時のコンサルから参画し、開発フェーズでは建築デザインディレクション、開業後はシェアオフィスの企画運営とエリアマネジメントへの参画など施設の成長に関わる。

杉山 央(すぎやま おう)
森ビル株式会社 MORI Building DIGITAL ART MUSEUM 企画運営室長
兼)都市開発本部 計画企画部 計画推進部
2000年に森ビル株式会社へ入社。タウンマネジメント事業部、都市開発本部を経て、森アーツセンターでは六本木ヒルズのイベント事業を手掛ける。18年6月に開業した「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」の企画運営室長。一般社団法人MEDIA AMBITION TOKYO理事。

金城 敦彦(きんじょう あつひこ)
三菱地所株式会社 開発推進部 専任部長 エリアマネジメント推進室
1986年 早稲田大学建築学科卒業(商店街の形成・発展を研究)。1993年三菱地所(株)入社。2002年〜2011年NPO大丸有エリアマネジメント協会事務局長、2011年〜(一社)大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会事務局長。官民による東京駅周辺の「まちづくりガイドライン」、「屋外広告物ガイドライン」の策定やこれらを通じた街並み景観形成、エリアマネジメント広告事業、オープンカフェ社会実験等に従事。また、ヘブンアーティスト、カウパレード、東京ミチテラス等のエリア催事開催、無料巡回バス導入、街のウォークガイド等エリアマネジメント活動に参画。2018年より企業活動を含めて街の魅力を発掘・紹介するOpen City Marunouchiを開催。足を運びたくなる街づくりを模索中。

雨宮 克也(あめみや かつや)
三井不動産株式会社 開発企画部 開発企画グループ長兼環境創造グループ長
1987年 三井不動産株式会社入社。大阪支店、地域開発事業部、開発事業部を経て現職。長期開発案件の企画、推進がドメイン。東京ミッドタウンでは都市計画、開発許可、ランドスケープデザイン、交通計画などを担当。これまで鑑定企画室、スマートシティ企画推進部との兼務、三井不動産レジデンシャル
株式会社への兼務出向など、開発関係の業務に幅広く従事している。現在筑波大学客員教授。趣味は都市の妄想と徘徊。普段は谷根千と郊外住宅地の二拠点居住生活。慶應義塾大学経済学部卒、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了同博士課程単位取得退学。

山口 堪太郎(やまぐち かんたろう)
東京急行電鉄株式会社 都市創造本部 開発事業部
1975年 長崎市生まれ、理学部地理学科卒業。買物行動、オフィス立地、通勤流動等の研究の延長?で同社に入社。2005年から現部門にて、日本の、東京圏での都市の課題って?その中での東急らしいまちづくりって?などなど悩みながら、2013年から渋谷の担当に。渋谷では最初に物件のAM、次に街ブランディングやエリアマネジメントなどを担当しながら、渋谷らしい個別解にはちょっと辿り着く。

【 制作 】

主催 |202X URBAN VISIONARY 実行委員会
委員 |日経アーキテクチュア、 東京急行電鉄株式会社、 森ビル株式会社、 三菱地所株式会社、三井不動産株式会社、 春蒔プロジェクト株式会社、 株式会社ライゾマティクス、 noiz/gluon
特別協力|虎ノ門ヒルズフォーラム

【 お問い合わせ先 】

202X URBAN VISIONARY 実行委員会 事務局
→申込フォーム(peatixイベントページ)より、 主催者宛にお問い合わせください。
→公式ニュースリリースは、こちらからご覧いただけます。

【 アーカイブ・参考資料 】

このトークシリーズは、テーマを変えながら複数回の開催を予定しています。
これまでの開催レポートや関係資料にも、ぜひお目通しください。

2018年4月 『渋谷の未来像をコンピューテーショナルデザインで考える』 開催レポート

2019年3月 『クリエイティブ思考で未来の都市を考える(仮)』 公開企画会議 開催レポート

2019年4月 『202X URBAN VISIONARY vol.1』 開催レポート

東京大改造計画2020 日経×TECH

世界の都市総合力ランキング 森記念財団都市戦略研究所