Profile

伊藤聡一

代表
デザイナー

略歴:
1995年卒 日本大学高等学校
1999年卒 日本大学生産工学部機械工学科
システム制御専攻 作業補助ロボットのマンマシーンシステム
2002年卒 Academy of Art University Industrial Design Dept.
プロダクトデザイン専攻
ファニチャーデザイン
グラフィックデザイン
2002年  日産自動車株式会社
デザイン本部カラーデザイン部
March
Moco
Fairlady Z / Roadster
Infiniti Kuraza (2005 Detroit)
Nissan SportsConcept (2005 NewYork)
デザイン本部パーシブドクオリティ部
感性品質改善
感性品質評価
2008年  キヤノン株式会社
総合デザインセンタービジュアルデザイン部
コンシューマ製品色彩戦略
オフィス機器色彩戦略
産業用機械色彩計画
2011年  rolo.Conceptとして独立

活動/業務内容:
CMF: 色・素材・仕上げ
私たちの身の回りには色彩があふれています。例えば信号機のようにルールを示したものからインテリア、季節に合わせたファッションなどと幅広く、また言葉の中にも色彩が印象や感情を表したりとまさに「カラー」と私たちの生活は切っても切り離せないものと言えます。
近年ではパーソナルカラーが話題になったりと個人向けにもその存在感がより増してきた「カラー」ですが、ビジネスの現場においては、さらに素材感や仕上げを企業やブランドの個性として明確に表現するデザイン、
Color, Material & Finish「CMF」がその重要性を増して注目を集めています。その範囲もプロダクトやグラフィックから、商品パッケージ、ファッション、インテリアなどのあらゆる分野において「CMF」が特に海外において戦略的に広く活用されているのです。今や「CMF」は、ブランドや製品の個性を分かりやすく伝え、売上を左右する要素として、ビジネスを成功させるための鍵となっています。

Perceived Quality: 感性品質
感性品質とは、お客様が見て触って使って、実際に感じる質の良さのことです。分かりやすく自動車を例に挙げると、お客様がディーラーを訪れてクルマを見るとき、車の周りを見て、ドアを開け、シートに座って、ハンドルを握ったり細かな部分の質感や感触を確かめると思います。この時に魅力を感じてもらうためには、お客様の視点や感性を理解したモノ作りをすることが大事で、結果として選ばれる商品の開発へと繋がります。
個人の感覚だけでなく風土や文化などの影響を受ける要素もある分野ですが、市場には傾向が存在しそれぞれ好き嫌いがあって慣れ親しんだ表現や所作もあります。お客様の感覚に歩み寄ってモノ作りに関わる感性品質の姿勢はCMFを考える上でも共通して大事にしたいことなのです。

Spirit of Japan: 「和の心意気」
発想の自由を残しつつ自然の知恵を利用したスマートで粋なモノ作りで、日本に限らず世界の何処であってもその風土や文化にさりげなく「和んだ」ソリューションで希望に応える姿勢こそが「和の心意気」であり、職人達が守ってきた伝統そのものです。素材を活かした機能美を探求し続ける真摯な姿勢と作り出される作品は、いつの時代も世界を魅了してきました。
rolo.Conceptはこの「和の心意気」に則って、一方的な考えの押しつけではなく企業文化やビジョンの個性を尊重しながら多面的な視点でクライアントの皆様のクリエーションをサポートし、より多くの人達に選ばれて喜んでもらえるモノ作りのこれからを応援します。

受賞歴:
2005 オートカラーアワード グランプリ賞、企画賞 「日産マーチ」

メディア掲載:
「上質生活のすすめ」川島蓉子著
「TITLE」JAN.2006

MAIL:soichi@roloconcept.com
TEL:045-482-9210
FAX:045-482-9210
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