2020
05.12
Tue

クリエイティブ思考によるポストコロナの解法

さまざまなアプローチでWithコロナ・Postコロナへの順応方法が模索されている今、私たちは約500名のクリエイターが集積している「co-lab」コミュニティの集合知によって、これからの社会に役に立つ対処法や考え方、生き方、働き方などのアイディアを提案すべきではないかと考えました。

そこで、co-labメンバーの中から、各分野のトップランナーとも言える方々にお声掛けさせていただき、それぞれの立場からWithコロナ・Postコロナの社会に対して、アイディア・ディスカッションを行う対談や座談会を企画しました。混迷極める新時代に突入し、先行きが見えない今だからこそ、クリエイターによるクリエイティブな思考方法は、適切な解法を導き出すのに最も有効だと信じています。

現在の惨状は可及的速やかに解決しなければいけないことですが、おそらく今まで行き詰まりを感じることの多かった世界を大きく転換できるチャンスが、やっと巡って来たと捉えている方もいらっしゃるのではないかと思います。このイベントでのご提案は、今後の人類にとっての重要な知見になるのではないかと考えておりますので、ぜひご参加ください。

co-lab企画運営代表/春蒔プロジェクト株式会社代表取締役 田中陽明

 

 ー 開催概要 ー

 タイトル | 『クリエイティブ思考によるポストコロナの解法』
 日程 | 5月12日(火)、5月21日(木)、5月27日(水)、6月8日(月)の全4回
 時間 | 18:50開場 / 19:00開始 / 20:30終了予定
 会場 | Zoomによるオンライン開催(開場30分前にpeatixからZoomのURLをお送りいたします)
 費用 | 参加費無料 ※Peatixにて事前申込が必要です。
 主催 | co-lab(春蒔プロジェクト株式会社)
※各回タイトル等は、今後更新の可能性あり


#1 都市テクノロジーの変化

● 5月12日(火)19:00〜21:00 対談
参加申込先→ https://co-lab-with-covid-19-1.peatix.com

リージョンワークス代表社員 / 都市プロジェクトデザイナー(co-lab渋谷キャスト)
後藤 太一 氏

リベラ代表 / AI・IoT・都市テクノロジー開発者(co-lab渋谷キャスト)
本丸 達也 氏


#2 ソーシャル・ソリューション

● 5月21日(木)19:00〜20:30 対談
参加申込先→ https://co-lab-with-covid-19-2.peatix.com

Think the Earth理事/プロデューサー、プロジェクト・ディレクター(co-lab代官山)
上田 壮一

ブルーパドル代表/プランナー、アートディレクター(co-lab二子玉川)
佐藤 ねじ


#3 メディアテクノロジーが開く未来

● 5月27日(水)19:00〜20:30 対談
参加申込先→ https://co-lab-with-covid-19-3.peatix.com

Enhance代表/プロデューサー、クリエイター(co-factory渋谷)
水口 哲也

BIOTOPE代表/ストラテジックデザイナー(co-lab二子玉川)
佐宗 邦威


#4 教育に対する私的提案 ー3つの力の共育法ー

●  6月8日(月)19:00〜20:30 座談会
参加申込先→ https://co-lab-with-covid-19-4.peatix.com

KIT虎ノ門大学院 教授(co-lab二子玉川)
三谷 宏治

学芸大こども未来研究所教育支援フェロー(元co-lab西麻布)
熊井 晃史 氏[聞き手]


 ー 登壇者プロフィール ー

#1 都市テクノロジーの変化

後藤太一
リージョンワークス合同会社代表社員、プロジェクト・デザイナー

東京生まれ。1992年東京大学都市工学科卒業後、鹿島に勤務。1997年UCバークレー校都市地域計画学科修了、ポートランド都市圏自治体「メトロ」成長管理局に勤務。2003年福岡に移住しエリアマネジメント、都心再生、地域経済開発などの推進主体を立ち上げ軌道に乗せる。近年では神山町の地方創生、渋谷のイノベーション、全国のエリアマネジメントなど、各地のプロジェクトのデザインを実践中。一級建築士、米国認定都市計画士(AICP)。

本丸達也
リベラ(株)代表取締役

外資ソフトウェア会社のエンジニア、総合商社子会社(ソフトウェア開発会社)取締役を経て、AI/自動運転ソフトウェアを開発するリベラ社を創立する。大学院研究では都市AI分野に没頭中。神戸市出身。東京大学経済学部卒、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程修了。現在、博士後期課程に在籍。

#2 ソーシャル・ソリューション

上田壮一
Think the Earth理事

1965年、兵庫県生まれ。広告会社を経て、2001年にThink the Earth設立。以来、コミュニケーションを通じて環境や社会課題について考え、行動するきっかけづくりを続けている。主な仕事に地球時計wn-1、携帯アプリ「live earth」、プラネタリウム映像「いきものがたり」、書籍『百年の愚行』『1秒の世界』ほか多数。2017年に「SDGs for School」プロジェクトをスタートし、2018年に『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』を出版。グッドデザイン賞審査委員(2015-2017)、多摩美術大学客員教授。

佐藤ねじ
株式会社ブルーパドル代表、アートディレクター/プランナー

1982年生まれ。デジタルとアナログを混ぜた企画が得意。「不思議な宿」「アナログデジタルボドゲ」「変なWEBメディア」「小1起業家」「5歳児が値段を決める美術館」「Kocri」「貞子3D2」など。著書に『超ノート術』(日経BP社)。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭、Yahoo Creative Award グランプリ、グッドデザイン賞BEST100、TDC賞など。

#3 メディアテクノロジーが開く未来

水口哲也
エンハンス代表、シナスタジアラボ主宰

シナスタジア(共感覚)体験の拡張を目指し、 創作を続けている。
Rez の VR 拡張版である「Rez Infinite」(2016)、テトリスの VR 拡張 版「Tetris® Effect」(2018)、 など。
慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授。

佐宗邦威
株式会社BIOTOPE代表取締役。戦略デザイナー。
大学院大学至善館准教授、多摩美術大学特任准教授。

東京大学法学部卒業、イリノイ工科大学デザイン研究科修了(Master of Design Methods)。
P&Gマーケティング部で「ファブリーズ」「レノア」などのヒット商品を担当後、「ジレット」のブランドマネージャーを務める。その後、ソニーに入社。同クリエイティブセンターにて全社の新規事業創出プログラム立ち上げなどに携わる。ソニー退社後、戦略デザインファーム「BIOTOPE」を起業。山本山、ぺんてる、NHKエデュケーショナル、クックパッド、NTTドコモ、NTT研究所、日本サッカー協会、ALEなど、バラエティ豊かな企業・組織のミッション・ビジョンデザインを起点にした、ブランディングや新規事業のコンセプト開発などの幅広いイノベーション支援を行なっている。
著書に『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』(クロスメディア・パブリッシング)、『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』(ダイヤモンド)、『ひとりの妄想で未来は変わる』(日経BP)

#4 教育に対する私的提案 ー3つの力の共育法ー

三谷 宏治
KIT虎ノ門大学院 教授

1964年大阪生れ、福井で育つ。東京大学 理学部物理学科卒業後、BCG、アクセンチュアで19年半、経営コンサルタントとして働く。92年 INSEAD MBA修了。2006年からは子ども・親・教員向けの教育活動に注力。現在は大学教授、著述家、講義・講演者として年間1万人以上と接する。著書多数。『経営戦略全史』の他、『お手伝い至上主義!』『親と子の「伝える技術」』『戦略子育て』など家庭教育書も。放課後NPOアフタースクール、認定NPO法人3keys 理事。3人娘の父。

 ー 聞き手(第4回) ー

熊井晃史
とをがギャラリー共同主宰/NPO法人東京学芸大こども未来研究所・教育支援フェロー

NPO法人CANVASプロデューサーと同時に、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・研究員、青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム・オンライン講座講師を兼務し、2017年に独立。以来、子ども・街・遊びなどをキーワードに、様々なプロジェクトの企画立案・運営を務める。

 ー モデレーター(全4回) ー

田中 陽明
春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役/co-lab企画運営代表

1970年 福井県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、大林組設計部に入社。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科メディアアート専攻修了。2003年にクリエイター専用のシェアード・コラボレーション・スタジオco-lab(コーラボ)をスタート。2005年春蒔プロジェクト株式会社設立。co-labの企画運営のほか、クリエイティブ・コミュニティを活用した大規模再開発のブランディング・ディレクション業務を行う。