秋の初めに、恒例のプレゼン会を開催

去る9月2日(水)、co-lab千駄ヶ谷で恒例のプレゼン会が開催されました。今回は、昔からいらっしゃるメンバーの方もプレゼンターとして登壇していただき、新旧入り乱れる会となりました。

トップバッターは、芸能人ブログでお馴染みの企業が手がけるアバターサービスの、イラストを制作されているクリエイターさん。

同サービスでは、季節やイベントによって、街を作ったり限定アイテムを作ったりされているため、時季によってはとてもお忙しいそう。
結構実際にコミュニティが生まれているらしく、現実世界でも友達になったり、なんと結婚したカップルもいらっしゃるそうです!
以前、雑誌編集のお仕事で関わりのあったメンバーさんがいらっしゃったため、ちょっとした裏話も飛びだし、メンバーの皆さんも面白そうにお話を聞かれていました。

次は今年8月にご入会されたばかりの、wachi net代表、和知暖子さん。

今はまだ会社に所属されており、近々独立される和知さん。
これまでに工務店向けの講師をされたり不動産の仕組みの見直をされたりするなかで、工務店と建築家がうまく結びついた提案が、そもそもあまりないことに気づかれたとか。
建築が生きる手作りのチラシを作ったり、ちょうどいいおしゃれさのデザインを地方の工務店さんに紹介したり。かゆい所に手が届く、これまでにありそうで中々なかったサービスに「これから絶対来ますね」とco-lab代表の田中も発言。
これからどのようなお仕事が展開されていくのか、とても楽しみです。

3番目の発表者は、トダセイサクショの戸田悟史さん。

これまで手がけてこられた建築の作品を一通りご紹介いただいた後、「フューネラルビジネス」の話題へ。
実は戸田さん、ご自身の関心の高さから、お葬式に関わるお仕事もされています。浅草にある仏壇通りのお店のリノベーションや、観音様用のお家を設計されたこともあるとか。

現在は、核家族化やマンションでの規則、火葬場の不足といった問題を解決すべく、これまでの故人への弔い方を変えるためのスペースを設計されているとのこと。
従来の方法以外でのお葬式を可能にする建築物を作られていることに対し、ぜひ全国に作ってほしい!という声も挙がりました。

最後はKOORI inc.の郡正志さん。まずは今話題の時事的なスライドから始まり、いきなり最初から心を掴まれます。

自らを例えて曰く「何でも屋」の郡さん。
co-labメンバーになってからコンペ勝率が高いんですよ!とco-labを持ち上げていただきつつ(笑)、最近専ら注力されているdTVのリブランディングについて、お話いただきました。

「面白い広告を作るのではなく、ブランドをつくる」「自分がいいね、と思うことは一方的。まずは互いのリスペクトから」など、
郡さんがお仕事をされるうえで大切にされているポイントに、メンバーのみなさんも大いに共感し、感じ入ることの多い発表でした。
また、難関コンペの勝者ならではの提案の仕方やプレゼンテーションの仕方が、個人的に私も聞いていてとてもためになりました!

プレゼンター、また聴衆として参加してくださったメンバーのみなさんのおかげで、内容の濃い2時間となりました。
次回のプレゼンターもすでに決まりつつあり、どのような会になるか今からとても楽しみです。

[コミュニティファシリテーター:井上]