地域デザインブランド futacolab 「カジュアルライン」包装制作

co-lab二子玉川メンバー・株式会社グラディエの磯村氏が主宰する地域デザインブランド・futacolabの新製品を開発する過程で、個装袋と外装箱の印刷加工に関わるコンサルティングと印刷実務を、co-lab墨田亀沢:re-printing事業主の株式会社サンコーが担当しました。

futacolabとは?】
「暮らし働く私たちの街 二子玉川(東京都世田谷区)のオリジナル商品を生み出したい」そんな思いから始まったプロジェクト。同地区周辺の福祉作業所、パティシエ、デザイナーとコラボレーションし、社会課題も視野に入れながら、クオリティの高い商品を開発しています。
【新商品「カジュアルライン」の包装制作の過程】
futacolabの新商品である「カジュアルライン」は、ひもを変えたり、お気に入りのホロホロを入れたり、小さくてかわいらしいアートカードも選べる、自分だけのギフトが作れる商品です。
パッケージや焼き菓子を包むOPP袋の印刷にあたっては、少ない投資でスタートアップし、顧客の反応を臨機応変に対応しながら進めている事業のため製造ロットが限られるという条件でした。サンコーから低コストでもOPP袋に印刷できる方法を提案することで条件をクリアしつつ、商品の世界観を表現するため紙質イメージのすり合わせを何度も行うなど試行錯誤しました。また、文字の大きさについても、デザイン的なバランスと、印刷が綺麗にできる大きさの限界の間でせめぎ合いをしながら開発を進め、ついに完成に至りました。

【磯村氏より制作にあたっての感想】
やはりco-labネットワークということもあり、気軽に相談できる安心感がありました。また墨田区内の豊富な印刷のネットワークをお持ちというのも心強い。デザインを進める中で当初の仕様が変わることもあるのですが、ワンパスでいろんな提案をいただきました。futacolabにとって「カジュアルライン」は、新たな販売チャネル開拓のための戦略商品。準備が整い次第、ネット販売等でご提供していきますが、こうしたコラボレーション事例をしっかりと成功事例にしていくべく取り組んでいきたいと思います。

【futacolabの実績紹介】
・平成26年度・平成27年度 世田谷まちづくりファンド「キラ星応援コミュニティ部門」採択 site link
・平成27年度 世田谷区産業表彰 産業連携・マッチング表彰 受賞 news release
・福祉作業所×パティシエ×デザイナー ”心”をつなぐ焼き菓子「futacolab」の挑戦 article
・メディア掲載一覧 site link
[シニア・コミュ二ティ・ファシリテーター:有薗]

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