こどもを中心としたまちづくり推進を目指す|まちの研究所 藤林誠さん

2021年1月co-lab渋谷キャストプレゼン会レポート第四弾です!
<第三弾の投稿、株式会社アイビシトレーディングの白石さんの登壇レポートはこちら

4人目の登壇者は、まちの研究所藤林誠さんです。

子どもたちの65%が、就職する年齢になったときに、今は “存在しない” 職業に就くと言われている、未来予想が難しい現在。いま私たちには想像もつかないような新しい職業が将来生まれているかもしれない。「このような時代に必要なことは、地図という道しるべを知っていることより、自ら羅針盤をもっていること」とおっしゃいます。藤林さんが役員を務めるまちの研究所では、その後の人生を左右すると言われる0~6歳の大事な時期に、子どもたちがそのような力を育めるようにと活動されています。「子ども・保育・教育領域」と「コミュニティづくり、まちづくり領域」の融合から、新たな価値の創造を目指されています。

コミュニティに開かれた保育園や子育て施設のデザイン、企画、運営サポートなどされていますが、姉妹会社が運営されている保育園やアライアンス園などにカフェが併設されていたり、中間領域としてのコミュニティスペースがあるなど素敵な実例をご紹介いただきました。

8月に渋谷区に誕生する子育て支援施設の運営事業者として選出され、そのオープンにむけて準備されています。子どもたちが自由に創作活動を深め、ひらめきや出会いの場となるアトリエなど、クリエイターとの良い化学反応を起こす取り組みができるのではないかと期待が膨らんでいるそうです。

co-labとは昨年協定を結び、12月に共創パートナーシップ協定を記念して co x Co-labというトークイベントを実施しました(※こちらよりイベントレポートご覧いただけます)。「こどもxクリエイター」両社の集合知によって、まちづくりや社会性を考えたプロジェクトに参画、貢献していきたい両代表の思いが一致し、今後、具体的な共創も展開されていくことになります!

(© Yusuke Watanabe, cocoroé)

渋谷キャストでは2度目のオンラインプレゼン会となりました。じっくりとお一人お一人のお話を聞き深める時間がもてるオンラインならではの利点を感じつつ、新しい交流会の開催方法を模索する日々が続きます。

 

〔co-lab渋谷キャスト コミュニティファシリテーター:宮ヶ迫〕