建築家とは、居場所をつくる人|一級建築士事務所アトリエプレイス 竹内啓さん

2023年にco-lab代官山にご入会された一級建築士事務所アトリエプレイスの竹内啓(タケウチケイ)さんにお話を伺いました。

建築家は建物をデザインする人と思われているかもしれません。実際、プログラムが決まっていて、そのラッピングを頼まれる事が多く、ファザードが重視されてしまう。

そんな中、竹内さんは建物を“利用する人”に拘りを持っているとの事。
ひとりでくつろいでいたり、みんなと一緒だったり、それぞれの人が思い思いに快適に過ごしている。そんな公園のような居場所-PLACE-を創っていきたいという想いをこめて“アトリエプレイス”と名付けた竹内さん。

今回は自身が関わった建築物から「WITH HARAJUKU」をご紹介頂きました。

原宿の街は表参道、竹下通りなど、大きな通りで構成・分断されており「文化は通りに発展している。その通りをつなげたい」という想いから、なるべく壁をつくらず道を取り込むような形で空間を設計。

またWITH HARAJUKUが建てられた場所は原宿でも高い位置にあり、調べてみると元々は山でした。それを意識して斜面に人が憩えるような空間をイメージして、座って、代々木公園の豊かな緑を分かち合える場所が出来上がったそうです。
出店する企業によるマーケティングだけでなく、住民の方々へ街の成り立ちなどを丁寧にヒアリングするなどし出来上がった建物である事をプレゼンしていただきました。

箱に閉じ込められるのではなく、外部とつながる内部の楽しさを創りたいと語る竹内さん。
建築設計の仕事は長く、完成まで5年・10年と掛かる場合もありますが、co-labも長く、竹内さんを応援し続けたいです。
貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました!

 

(co-lab代官山 コミュニティファシリテーター 野崎)