INTERVIEW
「好き」を極める建築設計|深田哉々さん
建築士で設計事務所Vacilando代表でもある深田哉々(フカダ ヤヤ)さん。地元、札幌の専門学校をご卒業後にハウスメーカーや不動産会社で設計やリノベーション、現場監督などをご経験されたのちに独立されました。
会社員時代もお仕事は楽しかったそうですが、「もっといろいろなことがしたい」「デザイン的な仕事を増やしたい」との思いから会社を立ち上げたそう。お若くして将来的なビジョンをはっきりと持ち、やりたいことに向かって進んでいらっしゃいます。
会社員時代にはメゾネットタイプのマンションや駅直結の高級マンションなど、さまざまな物件で「戸建てのような伸びやかさ」や「使われ方に合っている」など、目指すイメージをつくり、一棟一棟工夫してリノベーション。
現在は戸建てやマンションのリノベーションのお仕事を継続しつつ、店舗の内装設計などもメインにご活動中です。めずらしいところではボクシングジム兼事務所や「かっこよすぎる」トレーラーハウスの精肉店といった案件も!
また、コロナ禍で閉店したお店の改築案件なども多数請け負う中で、ススキノの元ライブハウスは広い空間をいかして区分けし、それぞれイメージを変えた内装も設計。歯科衛生士の専門学校の改修や富士山の麓でキャンプができるリゾート施設にも携わるなど多岐にわたるクライアントとお仕事されています。
今では東京と地元である北海道をどちらも拠点とし、建築にどっぷりなお忙しい日々を過ごされている深田さんですが、建築士を目指したきっかけはなんと、「ない」とのこと(!)
もともとDIYが好きなご家族の中で育ち、ものづくりを仕事にしたい思いはあったものの、いろいろ考えて建築や設計がいちばんしっくりきたのだそうです。ただ、本格的に建築を学び自分で設計をするようになってからはすっかり建築にのめり込み、今では建築のお仕事に対して「どんどん好きが増している」と笑顔を輝かせる姿は本当に素敵でした。
今後は建築士として注文住宅の設計、新築にもどんどんチャレンジしていきたいとの展望も語ってくれた深田さん。co-labにご入会後は同じく建築関係のメンバーさんとよくお話しされるなど積極的に人と関わり、新たな視点や価値観を柔軟に吸収していこうという姿勢を拝見しています。
大好きなお仕事を極めて、クライアントや施主さんを始めたくさんの人を幸せにする建築をたくさん生み出していかれるのだろうなと想像が膨らむ発表でした。
・深田哉々さんについて詳しく知りたい方はこちら
・深田哉々さんが入会するco-lab二子玉川
(co-lab二子玉川 コミュニティ・ファシリテーター増山)