複雑化するウェブ業界だからこそ、情報設計が重要だということ|株式会社マバタキ

今回お話しを伺ったのは、co-factory渋谷に入会中の株式会社マバタキの木村彩人さん。木村さんは2005年にフリーランスとしてウェブ制作の活動をスタートされ、2016年に法人化、現在3名のスタッフの方々と共に活動されています。ちなみに木村さん、2009年からco-labに在籍されており、実に在籍歴12年を超えるご長寿メンバーでもあります!

株式会社マバタキさんのオフィス内画像

木村さんが内装デザインしたco-factory渋谷の専有部内。入会時はスケルトンでのお貸し出しとなり、入会者は自由度高く内装変更できる。

情報設計からHTMLコーディング・CMS開発まで
マバタキさんが専門とされるのは、ウェブ制作の中でも特に[情報設計〜ウェブデザイン〜HTMLコーディング・CMS開発]の部分。更にウェブデザインに付随した、ロゴマーク制作・イラストレーション/写真・動画制作(ディレクション)/テキスト作成(ディレクション)までも手がけており、まさにウェブ制作に関わることなら何でもお任せできるスペシャリストです。今回は、最近手がけられたウェブサイトの数々をご紹介いただきました。

大規模サイトリニューアル|星槎大学ホームページ
まずはじめに紹介頂いたのは、2021年にリニューアルオープンした星槎大学のホームページ。大学サイトは特にボリュームが大きく、こちらのサイトの場合はなんと全120ページにも及んだのだとか!(書籍1-2冊分に該当する)このような大規模サイトリニューアルにおいて特に注力したのが[情報設計]の部分。情報量が多いゆえに、ただカッコよく・可愛く作るだけでは効果が得られず、よりポジティブな効果を得るためにも上流設計に着目したそう。
星槎大学ホームページのトップページ
更にこちらのサイト、トップページだけでも300個以上のリンクが設置されていたそうですが、その一つ一つを精査し、ユーザー目線で整理し直すということも[情報設計]の仕事の一部。しかし一方では、ウェブサイトとして可愛い・格好いいと思ってもらえるような要素も欠かせません。木村さん曰く、情報設計と華やかさとの両立に一番奮闘されたお仕事であったのだとか。こちらのウェブサイトは、おおよそ2年間の制作期間を経て、昨年ローンチされました。

ネーミングからロゴ制作、イラストレーションまで
続いて紹介いただいたのはJR東日本ホテルズが所有するメディア『ARUKU EAST』の制作。東北地方の観光スポットを紹介するサイトですが、数多ある類似サイトとの差別化をはかるため、ネーミング会議から入り、全体の世界観を設計するところまで携われたそう。他にも京都発祥の西陣織の工房楽芸工房、ニットブランドのカピエを始め、数々の制作実績を紹介いただきました。

ウェブサイト「ARUKU EAST」のトップページ

iPhoneの台頭で業界は劇的に変わり、情報設計が重要性を持つようになった
小規模サイトから大規模サイトまで幅広く手掛けられるマバタキさんですが、今回[情報設計]というキーワードが多く聞かれました。その理由を聞くと、iPhoneの台頭によって、業界が劇的に変わったのだといいます。「スマートフォンが出てきたことで、理屈で設計しなければサイトが成立さえしなくなった。ウェブサイトのマルチデバイス対応はもちろん、クライアントの要求にSNSが入ってきたりと、とにかく複雑化した」と。なるほど、確かに最近はスマートフォンに対応したサイトが当たり前になっているし、様々なSNSと連動したサイトも多く見かけます。増えすぎた要望を解決できる制作者が少なくなり、マバタキさんに駆け込むクライアントも多いそう。クライアントの目の前に積まれた大きな課題の山を一つ一つ紐解いてゆく作業になるそうですが、情報設計の重要性にかねてから気付いていたマバタキさんだからこそ、この難しい課題を解けるのかもしれません。

今回5年ぶりにco-labでお仕事のお話しをして頂いたということでしたが、次回はもっと近い間隔でまた近況をお伺いできることを楽しみにしております!今回は貴重なお話しを伺わせていただき、有難うございました。

・株式会社マバタキさんについて詳しく知りたい方はこちら
・株式会社マバタキさんが入会するco-factory渋谷

(PR 渥美)