「コトバにできていないモヤモヤ」から「伝わるコトバ」を生み出す|YABCOPY

今回ご紹介するのは、2022年9月にco-lab渋谷キャストへ入会されたYABCOPYの藪内一真(ヤブウチ カズマ)さんです。
藪内さんは大学卒業後に広告制作会社へ入社、その後、広告代理店を経て2015年にYABCOPYとして独立。現在はフリーランスのコピーライターとしてご活躍されています。

コピーライターとは?
あなたはコピーライターと聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?
“キャッチコピーを作る” 仕事を思い浮かべる方も少なくないと思います。
でも実は、それだけではないんです!どういうことか、藪内さんがとてもわかりやすく教えてくれました。
コピーライターはキャッチコピーを作る以外にも、ブランドスローガン・ネーミング・企業ステートメントなど “コトバに関することなら何でも” 請け負っています。どのような課題があるのか、どのようにブランディングしていきたいのかをヒアリングし、クライアントが思いつかないコトバを生み出すお仕事。つまり、「コトバにできていないモヤモヤ」を「伝わるコトバ」に変換するというのがコピーライターのお仕事です。そして、モヤモヤの真意や本質を見極めて、コトバの背景にある意味や意図も含めて、ただ”コトバ”を生み出すだけではなく”考え方”まで生み出している、ということも教えてくれました。

「コトバにできていないモヤモヤ」
幅広いフィールドで活躍されている藪内さん。広告・ブランディング・ステートメントなどの世に出るものに限らず、インナーブランディングやプレゼンテーション資料の作成なども「コトバにできていないモヤモヤ」をたくさん抱えています。
コトバが使われる場所やシーンは様々ありますが、「伝わるコトバ」にいかに変換するか、どうやって表現するかというところでは本質的には同じということ。

それではここで、いくつか実例をご紹介します。

La ViLLA ViTA/キャッチコピー
ヘアケアブランドから発売した商品のキャッチコピー開発。商品はスタイリングもできるヘアトリートメント、、そしてターゲット層は芯のある女性。

そこで生み出されたのがこの「飾るだけの美しさは、いらない。」というコピー。セットしかできないものとは違う商品、芯のあるブレない女性というブランドらしさを表現している。

プロラクビーチーム リコーブラックラムズ東京/ファンクラブネーミング

ラグビーチームのプロ化に伴うリブランディングの一環で、ファンクラブのネーミングを作成。チームは“Be a Movement.”というスローガンを掲げており、チームとファンが一体になって盛り上がる運営を目指す。

そうして生まれたのが「共に、進もう。共に、起こそう。RAMOVE」というネーミング。チームスローガンにある ”Move“ とチーム名の “Ram” さらにそれを部活に例えた “ラム部” という3つの意味を持ったネーミングとなった。

株式会社健栄 /企業スローガン
設計事務所と工務店が一緒になっていることが強みの企業スローガンの開発。

生み出したのが「一日を想い、一生を建てる。」というスローガン。設計事務所のクリエイティビティと工務店の耐久性を掛け合わせたコトバとなっている。

株式会社A R T B O A R D(co-lab渋谷キャストメンバー)
デザイン会社の企業ステートメント開発。デザイン会社だがwebやムービーなど様々なジャンルをやっていることを表現。

そこで生み出されたのが「デザイン以外まで、DESIGNする」というステートメント。デザインを軸にスキルや知識を活かして、その他の領域まで設計(デザイン)できることを名詞のデザインと動詞のDESIGNという使い分けで表している。

全てご紹介できないのが残念ですが、他にも大手求人広告のコピー開発などもご紹介いただきました。

最後に、肩書きにこだわらず、いろんな仕事をしていきたいとおっしゃる藪内さん。
コピーライターとして「コトバにできていないモヤモヤ」がある限り、藪内さんの挑戦は続いていきます。
これからどんなコトバが生み出されるのか、とっても楽しみです!

 

<関連ページ>
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(co-lab渋谷キャスト コミュニティファシリテーター 馬渕)