防災|何ができるか、個人・企業として考えてみる

先日の2月18日と3月2日にco-lab代官山が入るSodaCCoの1階に併設されたイベントスペースSodaCCoSTUDIOで、Think the Earth ✕ co-lab代官山 特別企画「代官山から東北復興・防災を考える3週間」が開催されました。

Think the Earthの記事はこちらから(第1回)
http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/2016/02/post-358.html

第1回の2月18日は、「東日本大震災に学べ! 東京防災の知恵を実践しよう」という事で、「東京防災BOOK」共同編集長のNOSIGNERの太刀川さんをお招きしました。

参加者は、危機管理アドバイザーやデザイナーなど様々な業種の方や、東日本大震災時に千葉で被災された方など、多種多様なバックボーンを持った方々。「防災」という躊躇してしまいがちな名称ですが、震災での経験を交え、災害を防止する為にある「防災」を改めて考えるワークショップとなりました。

第2回の3月2日は、「東北復興の今を知る 釜石から学ぶ復興」という事で、UBSコミュニティ支援プロジェクトマネージャーとして釜石を拠点に活動している、一般社団法人RCFの山口里美さんをお招きしました。

Think the Earthの記事はこちらから(第2回)
http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/2016/03/post-359.html

”「建物などハードさえ復興すれば、人は交わります。ただ、ハードだけでは復興にはなりません。復旧=復興に近いですが、何よりも大切なのは、復興プロセスに積極的に参加した人が多いほど、復興したと思えるんです」”

という山口さんの言葉は、「防災」を考える上で、私達が日々生活している東京にも当てはまり、決して他人事ではありません。「東京側で、いま個人または企業として何が出来るか。」というグループセッションでは、さまざまな意見やアイデアが生まれ、そこから出てきたアイデアは、1人の個人として、明日からでも行える事ばかりでした。

全2回のイベントを通して、震災から5年、改めて、東京で震災の事を考える事が、現在の東北の「復興」にも繋がり、また、東京で震災が起きた場合の「防災」に繋がる事に気付かされたイベントとなりました。

〔チーフコミュニティファシリテーター:向後〕

 

 

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